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こんな方は是非ご相談を

 糖尿病はたくさんの患者さんがいる、今や言わば“ありふれた病気”です。2007年の時点で既に糖尿病が強く疑われる人、糖尿病の可能性が否定できない人を合わせると2210万人とも報告されています(図1)。驚くべき数字です。専門医資格を持っていなくても糖尿病の治療に精通している医師もいらっしゃるとは思いますが、仮に糖尿病学会が認定している専門医(平成22年8月時点で4,144人、図2)だけでこれらの患者さんの管理をさせていただくとすれば、1人の専門医が5千人を超える患者さんを診なければいけない計算になります。当然、専門医だけで診させていただくのは現実的には不可能です。それではどういった患者さんが糖尿病専門医にかかった方が良いのでしょうか?そもそも専門医と非専門医には糖尿病の治療においてどういった違いがあるのでしょうか?

図1   図2
図1   図2

糖尿病は基本的にほとんど症状を伴わない病気です。患者さんが何らかの症状に困って糖尿病の治療を開始するのは実際あまり多くありません。健康診断などで血糖値が高い、あるいはHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値が高いなど、検査値の異常を指摘されて受診される場合がほとんどです。残念ながら医師の中にも目の前の基本的には元気な患者さんを前にして、糖尿病を軽く考えて診療されている方がいらっしゃるのは事実です。(ただし、医師本人が自覚しているとは限りません。)確かに糖尿病は基本的にすぐに具合が悪くなるような病気ではありませんし、合併症が出現して患者さんの生活の質(QOL)が低下するまでには時に2、30年かかる場合もあります。しかし、本当に糖尿病に関連する合併症の出現、進展の抑制をするためには、その何ら症状のない、元気そのもののうちから厳格な管理を継続していかなければならないのです。糖尿病の血管合併症には糖尿病に特有の網膜症、腎症などの細小血管障害と、しばしば高血圧症や脂質異常症との合併の中から発症する心筋梗塞、脳梗塞などの大血管障害があります(図3)。ここでは、細小血管障害の一つである糖尿病性腎症を例に取り上げておきます。現在、糖尿病性腎症を原因とした慢性腎不全から毎年16,000人以上の患者さんが血液透析を必要とする状態に陥っています(図4)。患者さんのQOLを著しく低下させる(図5)この合併症を減らすためには、何も症状がなく、血液検査でも何の異常もみられない時期に微量アルブミン尿(尿検査の1つ)の有無に注意をしながら経過をみていかなければなりません。もしあなたの主治医が1度も尿アルブミンの検査をしてくれていなかったら、その医師は糖尿病を重大なものと捉えていないかもしれません。

図3   図4
図3   図4
図5
図5

糖尿病専門医にかかった方が良いと思われる方は、

1. 初めて糖尿病と診断された方:何事も初めが肝心です。病気について十分に説明を受け、治療方針が決まった後なら必ずしも継続的な専門医の受診を必要としません。

2. SU剤と呼ばれる薬剤(オイグルコン、ダオニール、アマリール、グリミクロンおよびそれらのジェネリック薬剤)単独で治療を受けている方:主治医が糖尿病について明るくない可能性があります。

3. SU剤を含む薬剤を内服中で度々強い空腹感に襲われる、あるいは冷や汗や動悸などの低血糖症状を経験している方:もっと安全であなたに適した薬剤がある可能性が高いです。

4. 受診してから1度も眼科の受診を勧められていない方、尿中アルブミン検査を実施されていない方(ただし、既に顕性蛋白尿になっている場合には測定されない場合もあります):糖尿病は常に合併症を意識して診療する必要があります。主治医が糖尿病を重視していない可能性があります。

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